導入事例

  1. トップページ
  2. 導入事例
  3. 株式会社JTB情報システム様

株式会社JTB情報システム様

IVEX Xexusの採用によって低コストで業務システムのシンクライアント化を実現。ワークスタイルに変革をもたらし、ダイバーシティの実現にも貢献

選定のPOINT

  • 低コストでシンクライアント環境の構築を実現
  • 既存のハードウェアリソースの有効活用
  • ワークスタイルの変革を促進

株式会社JTB情報システムは『 交流文化事業を発展させるITサービスの提供 』をコンセプトにJTBグループのシステム企画、開発、運用を行っている企業だ。また、旅行業向けパッケージソフトの開発・販売も行い、旅行業システムのパイオニアとして、『交流文化事業』の発展に貢献している。 同社では、2014年、全社員と常駐の協力会社スタッフ用のデスクトップマシン750台に対し、USBキーを挿入するだけで既存のPCをシンクライアント端末化することのできるUSBブート型のシンクライアント製品「IVEX Xexus」を導入した。 「IVEX Xexus」は既存のPCを活用することで、専用のシンクライアント端末を導入する場合と比べ圧倒的な低コストでシンクライアント環境を構築することのできる製品だ。

WindowsXPのサポート終了。システム入れ替えコストが課題に

株式会社JTB情報システム
経営企画部
ソリューションディレクター
小高 昭 氏


株式会社JTB情報システム
経営企画部
ソリューションディレクター
菅野 伸一郎 氏

同社ではWindowsXPのサポート終了を機に仮想環境を導入し、社内の業務用のPCをシンクライアント化することを決定した。しかし750台におよぶPCを専用シンクライアントマシンに置き換えるとなると莫大なコストがかかる。

「WindowsXPのサポート終了のタイミングでは、システムの入れ替えにかかるコストを削減するため、いろいろな選択肢を検討しました。そんな中で、USBブート型のシンクライアントアダプターを利用すれば、いままでのハードウェアリソースを活用してシンクライアント環境が構築できることを知り、導入検討に入りました」こう語るのは、株式会社JTB情報システム経営企画部ソリューションディレクターの小高昭氏だ。

「コスト面でのメリットは非常に魅力でした。何しろ本来廃棄するデスクトップPC、しかもお金を払って処分しなければならないものが、そのまま利用できるわけですから、それは大きかったですね。中でもIVEX Xexusは他社製品と比べ端末マシンに対する要求スペックが非常に低く、特に必要な搭載メモリが少なくて済むため、メモリ増設のための追加コストが必要なかったことも採用の決め手です」(小高氏)こうしてIVEX Xexusの全面採用が決定した。

現在、それまで使われていた750台のWindowsXPマシンはすべてハードディスクを取り外され、IVEX Xexusが装着されてシンクライアント端末として生まれ変わり、第一線で活躍している。

シンクライアント化によってコスト面以外にも様々なメリットが

業務用マシンをIVEX Xexusを使ってシンクライアント化したことは、コスト面以外にも様々なメリットをもたらした。

「特別なOSの搭載によって、DVDやUSBメモリなどの可搬型記憶媒体へのデータ書き込みはできないため、そもそもデータの持ち出しは不可能な上、端末から直接外部にアクセスできない設定とすることで、セキュリティは大幅に強化されました。また、起動やシャットダウンにかかる時間もWindowsに比べ大幅に短いことも大きなメリットだと思います。起動にかかる時間は早ければ数秒、BIOSチェックが入った場合でも数十秒で済みますから」と小高氏。しかし、何といっても最大のメリットはワークスタイルを大きく変えることを可能にしたことだろう。

ワークスタイルに大きな変化をもたらす

JTBグループでは以前よりワークライフバランスを重視した自由なワークスタイルの実現など、ダイバーシティの推進を提唱してきた。今回、JTB情報システムが本格的にシンクライアントを導入したことにより、その実現に一歩近づいた。

「最初は想定していなかったのですが、IVEX Xexusを自宅のPCに装着することで簡単に在宅勤務ができるようになりました。これはワークライフバランスにとってだけではなく、BCPにとっても意味のあることです。東日本大震災以前からJTB情報システムではBCP対策に取り組んでいましたが、震災を契機にその重要性は再認識されています。当社では2日前に申請することで在宅勤務を認めていたのですが、仮想環境導入によって簡単に社内と接続することが可能になったので、台風などによって交通機関が麻痺したような場合は上長が承認すれば当日であっても認めています」(小高氏)

ほかにも、システムの運用が基幹事業のひとつである同社では、データセンターでの夜間の障害対応は欠かせない業務のひとつであり、以前よりリモートでの対応を行ってきたが、仮想環境の導入によって、より簡単で安全な接続が可能になったことで、スタッフの負担軽減と業務の効率化につながったという。

また、同社では仮想環境化のタイミングで社員全員にiPadを貸与した。これによってPCやタブレット等のデバイスを選ぶことなく、自分のデスクトップを表示させ、業務を行うことが可能となり、資料のペーパーレス化も大きく進展した。また、Google+ HangoutなどのWEB会議システムの利用と併せて、従来頻繁に行われていた事業所間の移動も大幅に減らすことが可能となった。 まさに場所や時間に左右されない自由なワークスタイルが実現したのである。 「現在は自宅から最寄の事業所を通過して、遠い事業所に通勤している社員がいるのですが、最寄の事業所をサテライトオフィスとして利用するような仕事のやりかたが普通になればいいと思っています」(小高氏)

今後の取り組みはさらなるフリーアドレス化とペーパーレス化の推進

今後の取り組みの中心は、在宅勤務やサテライトオフィス、社内でのフリーアドレス化とそれに伴うペーパーレス化によって、これまで以上のロケーションフリーでの働き方の推進と、コスト削減を進めていくところにある。「仮想環境導入後にプリンターとコピーの出力枚数をそれ以前と比較したところ、かなり減っていることがわかりました。これは仮想環境化を中心としたシステムの刷新によるコスト削減の効果です。今後はさらにこれを推し進めることで、今以上にコスト削減につなげていきたいですね」と小高氏は語る。 「将来的には、個人にPCを割り当てず、BYODの導入等でさらなるフリーアドレス化を推進できればと思っています」(小高氏)

グループ企業への展開を視野に

現在、JTB情報システムでは同社での事例を参考として、グループへの導入を促進して行く計画だ。

「先日もグループ企業のCIOの方々に対して、仮想環境導入の経緯をご紹介したところ、興味を持っている会社もあり、提案をお願いしたいという依頼をいただいています」そう語るのは株式会社JTB情報システム経営企画部ソリューションディレクターの菅野伸一郎氏だ。「ただ、そうは言っても、まだ従来型のシステムにメリットを感じている会社もあるので、在宅勤務やBCPなど、実際に導入して感じた仮想化のメリットを伝えて、啓蒙していければと思っています。我々はグループのITに関する中核企業として、新しい技術を率先して導入し、その結果をフィードバックする、言わばグループの物差しとなるよう社長からも指示されており、実際にそういう役割を担っていると自負しています」(菅野氏)

今後、業務システムをIVEX Xexusなどのソリューションを使って仮想環境化を検討するグループ企業も増えてくることだろう。

資料ダウンロード
企業概要
株式会社JTB情報システム
株式会社JTB情報システムは、スピードと改善意識を大切にしたITサービスのプロ集団だ。
プロとしての誇りをもってITサービスの提供を行い、旅行業システムのパイオニアとして、『交流文化事業』の発展に貢献している。

株式会社JTB情報システム

本社 〒151-0061
東京都渋谷区初台1-53-6 初台光山ビル
URL http://www.jss.co.jp/
導入時期 2014年4月
事業概要 システム開発、システム運用管理、コンピュータ機器類、パッケージ・ソフトウェアの販売

pagetop